2019/05/29
夏が来た!!竺仙の浴衣あります!!
竺仙とは | 「竺仙」は、実に所謂(いわゆる)志ぶい物の総本家本元にして、其(その)染出せる中形の浴衣地手拭地を始め、凡(すべて)て染模様色合の風流古雅にして渋みある、斬新奇抜にして意気なる、到底類と真似の出来得べからざる者にて、通人社会の垂涎措(すいえんお)く能(あた)はざる所なり。 故に苟も通人を以て任じ、或は任ぜらるゝ輩(やから)にして「竺仙」の染物を着せざるなく、之を着せざれば、未だ似て通を談ずべからずと云ふ。 「東京名物志」より |
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鑑製とは | 竺仙染と申しますのは、江戸明治から伝わる型紙と職人の鋭敏な勘のみで作られております。反物の口型に「竺仙鑑製」と染め抜かれた「鑑」の一字にその覚悟を示しております。 「鑑」とは、手本になる、かがみ、また目利きなどの厳しい意味があります。 竺仙は今はやりのS・P・A型企業として、自社企画、生産、販売を続けてまいりました。 そのなかで常に、「鑑」の文字を規範と致しております。 |